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夏風にご注意!! 実は「カビ肺炎」かも!?

いよいよ梅雨入りした日本列島。これから1ヶ月以上もジメジメした日が続くわけだが、テンションが下がるだけでなく、健康面でも大いに気をつけなければならない

その原因は、部屋の中で活性化して大繁殖する機会を狙っている、目には見えないカビの菌糸だ

肺炎といえば、冬に多いというイメージがありますが、最近増えているのが夏型肺炎です。主な症状は、咳と発熱、それにだるさ

風邪とよく似た症状なので、ほとんどの人はたいした病気とは思わず、放置しがちです。病院でも風邪と診断されることが多く、抗生物質などで一時的に症状が改善されるので、治ったように思われます

ところが翌年の夏近くになると、また咳が出はじめるのです。こうしたパターンを数年くり返すうち、慢性化して肺の機能が次第に弱り、ちょっとしたことで息切れを起こすようになります

さらに悪化すると肺が萎縮し、酸素交換がうまくできなくなって息苦しくなり、ときには呼吸不全から危険な状態にもなりかねません

普通の風邪と違って、夏型肺炎はなぜしつこくくり返すのでしょうか。それは原因物質に理由があります。
夏型肺炎は、アレルギーによる過敏性肺炎の一つです

過敏性肺炎には何十種類ものタイプがありますが、その4分の3を占めるのが夏型肺炎で、原因はなんと室内のカビの一種(トリコスポロン)なのです

発症すると、このカビの胞子を吸い込むたびに、咳などの症状がくり返し起こるのです

初めて夏型肺炎を発症した人は、夏の終わり頃に咳や熱(38度前後)が出やすい傾向がみられます。それが急性の夏型肺炎の段階です

しかし、この段階ではX線検査では影が出にくく、見過ごされることも少なくありません

慢性化すると、熱は微熱程度で、咳だけが残るケースが多くなります。そのため今度は、ぜんそくなどと間違えることもあります

したがって、夏になると毎年風邪をひく、咳が出るという人は、呼吸器科などの専門医に、一度きちんと調べてもらったほうがいいでしょう



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